愛犬が年老いたときに飼い主ができることは?

老いは少しずつやってきます

犬の寿命は昔と比べると長くなっていますが、それでも10歳を過ぎたくらいから少しずつ老いが見られるようになってきます。ある日気付くと毛並みが悪くて色が心なしか薄くなった、呼びかけに答えなくなっていた、目が白く濁ってきた、散歩のときに走らなくなったなど、症状はそれそれでしょうが、前兆はほんの些細なことが多いはずです。今まで元気だったのに突然動かなくなったという場合は老いではなく、病気を疑うべきでしょう。

お互いに慣れてゆきましょう

愛犬の老いが始まっても、焦る必要はありません。これといった内臓の病気がなく10年以上生きてきた犬であれば、それはとても自然で幸せなことだと捉えるべきです。老犬とに生活はとても落ち着いた静かなものです。若い頃のように走り回ったりはしませんが、おとなしく寄り添って歩きます。ボールを追いかけることはしませんが、お気に入りのおもちゃを片時も離さずに持っていたりします。若い頃の活気はなくても、飼い主をいやしてくれる力はまだ充分にあるものです。耳は聞こえなくても声をかければ気付いて尻尾を振ってくれますよ。

生活面では気を付けてあげることが増えます

足腰が弱ってくるでしょうから、今までのようにソファに飛び乗ることは危険になります。降りようとして転落することも考えられますから、乗り降りは介添えをするかステップを取り付けましょう。消化機能が衰えますから、食事は柔らかく消化の良いものに切り替えましょう。市販のフードは年齢別になっているので利用するのも良いと思います。排便排泄も回数が増えます。トイレはこまめに掃除し、いつも快適に排便排泄できるようにしてあげましょう。他にも老犬のために気を付けることはたくさんありますが、愛犬との生活の中で飼い主が見つけて助けられることばかりです。よく観察をして、一緒に過ごす時間を大切にしてください。

老犬ホームはサポート体制も重要ですが、飼い主が気軽に訪れられる場所かどうかも考慮に入れましょう。また病気や障害があっても預かってくれるのかチェックします。